October 2006
October 31, 2006
Nick Decaro
ITALIAN GRAFFITI - 1974
また、アレルギーが始まってしまった・・・
前にもありましたが、おなじ理由で今回、ブラコン以外のご紹介です・・・
Michael Franksとよく比較されたNick Decaroですが、芯にほのかな熱さがあるのがこの方の良いところ。
ヒット曲"Under The Jamaican Moon"にもそれがよく表れていますね。
良し悪しの論議ではなく、Michael Franksの場合、透明感があるんだけれども、それはあくまでアルバム"Skin Dive"なんかに感じるような、水やガラスの透明感、ちょっとクールな透明感を感じませんか?
Nick Decaroの場合は、夏の夕方の風というか、やっぱりちょっと熱を帯びた透明さが良い。
このアルバム、George Benson他多くのミュージシャンを手がけ、当時のフュージョン界重鎮であったTommy Lipumaの設立したBlue Thumbレーベルからのセカンド。もちろんTommy LipumaとNick Decaroのプロデュースによるものです。
Al Schmittのミキシングがこのアルバムでも冴えています。とにかくバランスが良く、美しい響きになっています。デリカシー・・・あるよな。
"Under the Jamaican Moon"
"Under The Jamaican Moon"
"Happier Than The Morning"
"Tea For Two"
"All I Want"
"Wailing Wall"
"Angie Girl"
"Getting Mighty"
"While The City Sleeps"
"Canned"
"Tapestry"
イタリアン・グラフィティ
ハッピー・ハート(紙ジャケット仕様)
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