April 2008
April 19, 2008
Edison Lighthouse
"Love Grows" (where my Rosemary goes) 1970
ブラコンねたでなくてごめん
(アレルギーは治ったんですけどね・・)
先日カラオケでこの曲を見つけました
3回歌っちゃったもんね
スタジオ・ミュージシャンで構成された
"Edison Lighthouse"
スマッシュヒットの"Love Grows"
いい声のTony Burrowsがヴォーカルを務めていました
彼らはスタジオ以外での活動は行わず、当時音楽ビジネスの典型的セッションバンドとして、この曲だけを残し、所謂one-hit wonderとして姿を消してしまいます
Tony Burrowsが去った後もバンドは暫く活動していましたが、かつてビッグヒットを放ったバンドとして注目を得るに止まった感がありました
これはシングル盤ジャケット裏のライナーノーツ付き歌詞カード
邦題「恋のほのお」は名訳だと思う
原題は「わしのローズマリーの行く所、愛は育つんじゃ」・・・ と、まあアジア民族にとって甚だありがたい高い農耕生産性を語るタイトルになっているんですが、
"grow"をうまく"glow"に置き換えたところがキャッチーだったと思います
かつて大橋巨泉氏の名訳で"I only have eyes for you"を「恋は盲目」とした例がありました
同曲のその後の邦題訳(アート・ガーファンクルのカヴァー)では
「瞳は君ゆえに」等になりましたが、何れも時代が感じられる良い仕事だと思います
これアダプター無しでかけられる45回転シングル盤
ドーナツ盤とは中心の仕様が違う
このままでLPと同様にプレーヤーにかけることが出来ます
中心部を取ってしまうことも出来そうですが、私はやったことがありません
レコードは宝物でしたから
この曲のイントロやAメロ部ギターカッティングは70年代ポップロックを代表する感があります
この6thを刻み込むカッティング(元来R&Rから派生)はT-Rexにも見られ、当時でいう「ワイルド」なサウンドの源となっています
"Love Grows (Where My Rosemary Goes)"
私はこの曲がとても好きです
私のこの曲への賛辞は和声に対するメロディーラインの可愛らしさに尽きます
前述の6th刻みのバッキングは、その独特な響きゆえに、ともすれば曲全体の硬さ、単調化を生むことにもなりかねません
しかしながらこの曲のメロディーは和声に縛り込まれることなく、高揚感に溢れたワイルドでフリーな展開を見せてくれます
実際に歌詞にも「彼女の髪は"Wild and Free"」という下りがあるのですが、そんなイメージを持ちながら書かれた曲なのかも知れませんね
ソングライターはTony MacaulayとBarry Mason
セッションヴォーカリストのTony Burrowsが去った後もEdison Lighthouseとして活動を続けた二人です
ブラコンR&Bに限らずこの頃の曲は、和声メロディーがいいですね
何より味があります
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この次の70年代ポップロック記事は、多分"Grass Roots"です
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The Best of Edison Lighthouse: Love Grows
On the Rocks
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