August 2008

August 15, 2008

The Fifth Avenue Band

メロディーが綺麗


Fifth Avenue Band"The Fifth Avenue Band"  1969
ブラコンネタでなくて続けて70年台音楽シーンの話をしてしまいます
Peter GallwayとKenny Altmanの
率いたFifth Avenue Bandは、私の宝の一つ
山下達郎さんなんかも大好きなラインだと思う
和声、メロディーにセンスが光っている
当時の彼らが残したアルバムは、これ一つですが、今でもこのアルバムを敬愛するファンが沢山居ます


"The Fifth Avenue Band - One Way Or The Other"


"The Fifth Avenue Band - Eeden Rock"
 

広島の
Stereo Records さんでは、なんとLP販売あり!
(16/AUG/2008現在)



やっぱりPeter Gallwayは掲載します

"Peter Gallway - Liz"


"Peter Gallway - Harmony Grits"


Really彼ら90年には主要メンバーが集まってアルバムを出しました
青いジャケットの"Really"です
セントラルパークからビル街を眺める感じのジャケットが印象的でした

彼らはもともと和声的にマチュアーでアンニュイさの漂うバンドでしたが、後年のこのアルバムは、伝説となったデビュー版に比較して、相当落ち着いた仕上がりになってます
今でもたまに聴いてますが、これも悪くないです


最近、暑いせいもあって、ブラコンよりあっさりしたものを聴いてます
そんなこんなで、escaratorのHarvard〜Avalonなんかをひっぱりだしました
昔、キリンジを聴いて日本も和声メロディーに良い切り口が出てきたと嬉しく思ったのですが、Harvardはその延長上にあると感じていました
Avalonになっても一部ではHarvardラインのポップでメロディアスな部分を残しているのが嬉しい  Geometric Figures Music

Harvard解散したけどHarvard/Lightyears
スネアが良いね
"Broadwalk(Avenue Song)"を聴いて思います
彼らは若いけれども70年代サウンドが好きなんでしょうね
"Broadwalk(Avenue Song)"はテーマも5番街、Fifth Avenue Bandへの思慕が感じられます
歌詞には夕暮れのブロードウェイの雑踏っぽいものや、セントラルパークから5番街をセントパトリックチャーチ、図書館あたりまで歩くような情景が入り混じっているように思えます

マンハッタンでは全ての事象が自分以外のモーメントで動いてると感じる瞬間があります
"Broadwalk(Avenue Song)"そんなメランコリーを感じる曲です
出だしメロディーはFifth Avenue BandのOne way or the otherからすっかり頂いちゃってますが良しとしましょう




フィフス・アヴェニュー・バンド
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ピーター・ゴールウェイ
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escarator records は結構良いですよ
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August 03, 2008

Grass Roots

"More Golden Grass" 1970


GrassRoots日本の音楽シーンで強烈な変革となったのは66年前後からのグループサウンズブームでした
今や名司会者(?)の堺正章氏が属したスパイダース、ジュリーのタイガース、エド・サリバンショーにも出演したブルーコメッツ等が有名
そんな中にあって、若手としてチョイワル感のあったテンプターズが、Grass Rootsをカヴァーしてたんです
それが"Let's Live For Today" 1967 邦題「今日を生きよう」でした
この曲、もともとイタリアのバンド"Rokes"がオリジナルです
Grass Rootsヴァージョンがヒットしたので、その後再リリースしたとか・・・

グループサウンズブームの頃、わたくし小学生でしたが、ショーケンの悪さ感がおねーちゃん達にウケていることは、何となく感じていました
子供ながらに、んーだよって思ってましたね

是非書いておきたいのですが、ブルコメのサックス&ヴォーカルは故井上大輔(当時忠夫)氏でした
同氏は後に山下達郎氏の”悲しみのジョディー”でサックスを担当されていました
熱いサックスでしたね・・・


一気に70年に飛びましょう
Grass Rootsは70年から短期間にビッグヒットを連発します
当時中学生だったわたくしは、ソウルのグルーヴを主軸に、日本の音楽とは桁違いの和声、メロディー駆使してくるこの辺りの欧米音楽文化にどんどんのめりこんで行きました

Grass Rootsに関し、わたくし一押しは何といっても
"Temptation Eyes" 1970 邦題:燃ゆる瞳
Bメロの和声が最高!
これ、カラオケにあります
わたくし、おはこ・・・


"'Temptation Eyes' by The Grass Roots"


その次のお薦めは
"Sooner Or Later" 1971 邦題:恋はすばやく
これはかわいい曲です
とってもアメリカン・バンドな感じがします

""Sooner or Later" [Original]"

その次は
"Two Divided By Love" 1971 邦題:恋は二人のハーモニー
ここまでの3曲は高揚感のあるスマッシュヒットでした
私もエアチェックしてましたね
今はテープが”ぱりぱり”になってますけど・・・
このビデオは番組ライブを口パクに差し替えたものです
""Two Divided By Love" [Original]"

上のmovieの音が悪いのでこれを掲載
"THE GRASS ROOTS- TWO DIVIDED BY LOVE"



彼らのヒットは、前述までと言って良いと思います
その後1972 "The Runway" 邦題:涙の滑走路 を放ち、日本でもオンエアはありましたが、殆ど食いつきがなかったです
ちょうどファンを2分した"Bad Finger"、
先行していた"1910 Fruitgum Company"、"Fortunes"、
一発屋の"Edison Lighthouse"や"Gallery"等のポップなR&Rサウンドに代わり、ツェッペリン、パープル、マウンテン等、ハードロックの興隆に影響され、彼らの活動はその後殆ど届かなくなり、76年頃に一旦解散しています
80年代に再結成し、今は"The Grass Roots Starring Rob Grill"としてゆったりと活動している様子です


"Badfinger - No Matter What"


"The Train - 1910 Fruitgum Company"


"The Fortunes-Here Comes That Rainy Day Feeling Again"


"Gallery - It's So Nice To Be With You"


一点、申し上げたいことがあります
これから彼らのアルバムを買われる時は、オリジナルヴァージョンなのか、その後のセルフカヴァーなのか、十分御注意ください
彼ら、殆どのヒットを、後年セルフカヴァーし直していますので・・・

年とともに落ち着いて行くことは誰も否定しません
でも当時のマインドを失くしてゆくことを「必然」と位置づけて、それで納得できるものなのでしょうか?
また同時に、作品は一旦生み出されれば一人歩きするもので、それを覚悟出来るのがプロではないかとも沸々と思うのです
かつてのワークを再度触りたくなるのは、作り手のドグマか商業活動の影響でしかないように思います
いろんな局面で考えてしまいます
そんなこと、ありません?
Delfonicsのところでも書きましたね・・・

わたくし?
勿論、オリジナル派



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