April 2010

April 28, 2010

Mireille Mathieu

"La Derniere Valse" 1967


良い音楽って、聴いたとたんに何処かにさらってくれますよね
この名曲もその一つ
出だしの "se terminer" で "終わる" どころか、
いきなりシャンゼリゼ、セーヌ河畔
一回しか行ったことないけどね、しかも出張だったし
何はともあれ現在マイブームの一曲

"La Derniere Valse"



"ENGELBERT HUMPERDINCK - THE LAST WALTZ"

オリジナルは69年に日本で”太陽は燃えている Love Me With All Of Your Heart”のヒットを放った Engelbert Humperdinck で、タイトルは"The Last Waltz"、リリースは67年です
しかし同67年カヴァーをリリースしたMireille Mathieu は、シャンソンならではの煌びやかな和声でこの別れの曲を聴かせてくれました
女性らしい美しく力強い歌い上げが印象的です

1度のM7が曲を方向付けたとしても、その後に、単に4度を続けるか、4度のM7で飾るか、それとも6度m7と理解するか、5度は7でぶつけるのか2度のm7と解釈し和声を綴るのか・・・
たった半小節の違いでも音楽は大きく姿を変えて行きます
エンゲルは"Last waltz with you"のサビで曲を一旦4度に運びます
原曲は明快で大らかな和声だと思います
しかし、基本は同じながらも、ミレイユはそこではっきりとした4度よりも2度m7の響きへと向かって行きます
そこが何とも切ない

キーは異なりますが上記を比べてください
私は常々オリジナルが何よりも優ると感じていますが、
このMireille Mathieuのテイクは例外の一つ
両方とも素晴らしい曲であることには変わりがありませんが、リズムアレンジの違いだけでなく、和声の微妙な解釈が鮮やかな色彩差となって表れています
歌を招き入れるピアノイントロ最後の溜めセンスが素晴らしい・・・
表現とはこれをいうのだと思う
歌いの点でも私はMireilleの決然とした歌いに軍配を上げたい
流石、ピアフの再来、中途半端なフェイクで半音下から探ったりしない


多少上がりきらなくったって・・・
シャンソンって、いさぎよい







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April 20, 2010

Irina Irina

in Frankfurt


Irina IrinaDue to that volcanic eruption, I'm stuck here in Frankfurt still.
I don't seem to be able to fly home for a certain period of time, but then again who does, in this disaster.
Actually, I'd been here to participate in the fair, and met with wonderful ladies, Irina and Irina who had helped us during the fair.
They, coincidentally, have the same name to each other, and are quick-witted Russians, tender to us, and what is more, cute.
We called them "Irina Irina" (Irina2) showing our affection.

Irina Irina, we really appreciate your help. Thanks to your kindly cooperation, we could go all the way successfully. Thank you again, we couldn't have made it without you, we mean it.

ps
I've changed my itinerary. I will fly to Dubai to visit the site, then, fly home, hopefully.

Cya al someday, Tschus !!!



アイスランドの火山噴火の影響で、未だフランクフルトで足止めです
フェア参加で来たのですが、今回の2人のコンパニオンは、現地ドイツの担当者も認める今までで最高のコンパニオンでした

何より、気が利く、回転が速い、エゴより我慢、冗談を解する、
なんともかわいい

所謂、ほっとする女性でした
洋の東西を問わず、こんな女性が人をひきつけるんだと実感しました

ドイツからの脱出ですが、現チケットでは4月26日以降でないと代替便がありませんでした
仕方なくキャンセルし、ドバイに向かうことにしました
設計本部及び現場を訪問、加えて完工部分確認と新規物件打合を実施し帰国の予定です
今回は肉体的にきつい内容でしたが、彼女達のおかげでそんな小事は気になりませんでした
ありがとうという日本語が綺麗に響いて2人に届いた気がしました



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April 02, 2010

Murray's

頭髪の違い=整髪料の違い


Murray's前回出張中、ヘアスタイリングワックスが必要になり、朝食前にDuane Readeに駆け込みました
短髪にも効果のあるものを・・と思い、Murray'sのアフロポマードを初めて買ってみたのです

きっと、エディー・マーフィーの「星の王子様ニューヨークへ行く」に出てくる「ソウル・グロー」のようなもので、ラメの無いものなんだろうと、軽い気持ちで買いました
その日の打合の前、早速使ってみて驚愕
しっかりホールドできるものが欲しかったのは事実ですが、
硬すぎる・・・とっても・・・
粘りっこい・・なんてなまやさしいものではなく、ガッツリ硬い
髪に付けたが、スタイリングワックスのような使いやすさは全く無い
ただただ硬い松ヤニみたいな整髪料でした
匂いは街中で時々すれ違う、甘いあの独特の匂いです

仕方がなく打合に出かけましたが、打合相手の設計者は白人系が中心で、その彼らが一様に匂いに反応して、ピクっとするんです
「・・・」
打合から帰って、まずデリカテッセンに晩飯を買い出しに・・
デリのおっちゃんはヒスパニック系でしたが、やはり黄色人種があのポマードをつけているのを奇異に思ったのか、
「8ドル35や・・け・・・どぉ・・」と、何か言いたそう
匂いがきつくて変な感じなんかなぁ

次は風呂に入って新たな驚き
洗い落とせない・・・
朝、手につけた時も何となく気付いていたのですが、石鹸がすぐに乳化してしまう脂っ濃さがある
2、3回洗ってもなお、髪の毛がごわごわして、突っ立っている
完璧に水をはじいてる
匂いも取れない・・
結局6回ほど洗って、何となくごわごわを軽減したところで妥協
翌日、
ごわごわの毛をまとめる為、仕方なく再度使用
同じような人の反応を終日経験しました

2週間の出張から帰る機内、やはり隣席の反応がおかしい
今回はカナダ回りの為、JFKではなくローカルのラガーディアから帰りました
一旦トロント、それから成田、その後伊丹・・・
とってもイカさない乗り継ぎの末、24時間以上かかって帰ってきましたが、その間ずっと、頭髪に付いた匂いが気になって仕方ありませんでした
自分は慣れていたはずなのですが・・・
ふとした瞬間、「あっ・・」てな感じであの匂いがするのです
欧米人の場合、まだ我慢してもらえそうなのですが、日本の方の反応は微妙
ええねん、わしはブロンクス出身じゃ

でも隣の席だった日本人の方、ごめんなさい・・



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