August 31, 2005
周りはロック一色だったけど・・ Marvin Gaye
"Too Busy Thinking About My Baby" 1969
初ブロです。
今でもブラコンが大好きなので、ソウル、R&B、ブラックコンテンポラリー中心のお話をしていきたいと思います。
私がブラックミュージックをそれと知って聴き始めたのは中学生の頃。70年万博の頃でした。
時代がとってもツェッペリンでマウンテンだった時に、マーヴィン・ゲイに出逢いました。
レゲエがレガエとして紹介され、
フュージョンがやっとジャズロックから脱皮し、
クロスオーヴァーと呼ばれだした頃、
フィラデルフィアソウルがセンセーションを巻き起こしてはいたものの、まだブラコンという呼び名も無く、
シャカ・カーンもまだまだタイニーでスレンダーだった頃に、
ソウルミュージックのグルーヴにはまちゃったんです。
マーヴィン・ゲイの最初のインパクトは、御多分にもれず
"What's Going On"と"Mercy Mercy Me (The Ecology)"
でしたが、その後、極めつけ
"Too Busy Thinking About My Baby"
1969 の存在を知ってしまいました。
テンプスのノーマン・ホイットフィールドがオリジナルですが、シャッフル&ファルセットで歌うテンプスに対し、マーヴィンは、全く違うアプローチでこの曲を歌い上げています。
テンプスは彼ららしいとても暖かな曲を仕上げており、これはこれで良い曲に違いはありません。ただ、マーヴィンのハートをぶつけるような歌い上げには、比べようのない存在であることは否めない気がします。
マーヴィンの歌い回しと、スカスカのバッキングの充実感、グルーヴは、今も他の追随を許していません。
邦題は”ハートがいっぱい”と少しカワイ系になっていますが、この曲は心底ハートのある、とても分厚い曲なんです。
今のブラックミュージックシーンがちょっと硬くてしっくり来ないと思われる方、技巧的過ぎるかなと思われる方、騙されたと思って一度、お試しあれ。
この頃のソウルミュージックには多分、はまりますよ。
音の隙間が怖いって・・これつい先ごろまでのデジタル音楽作りの根底にあった不安感ですよね
でもそれは本来の音楽とは無縁、抜本的な問題ではないでしょ
円空の仏像や棟方志功の版画、キース・ヘリングも敬愛したアボリジニー美術に学ぶところが多いですね、今の創作価値感は
この曲には特にそれを教えられる思いがします
"Too busy thinking about my baby"
この辺りのグルーヴ、77年、時代ですね
"Got To Give It Up"
Motown2年目、初期の抜群の歌いです
バックはMartha and the Vandellas
"Stubborn Kind of Fellow"
MARVIN GAYE/THE TROUBLE MAN
薀蓄はこちらから ↓ ↓ ↓
マーヴィン・ゲイ 悲しいうわさ
マーヴィン・ゲイの真実
ライヴ・イン・モントルー1980
What's Going On
"Too Busy Thinking About My Baby"収録
The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001]
Let's Get It On
エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ~マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ
Diana Ross and Marvin Gaye
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今でもブラコンが大好きなので、ソウル、R&B、ブラックコンテンポラリー中心のお話をしていきたいと思います。
私がブラックミュージックをそれと知って聴き始めたのは中学生の頃。70年万博の頃でした。
時代がとってもツェッペリンでマウンテンだった時に、マーヴィン・ゲイに出逢いました。
レゲエがレガエとして紹介され、
フュージョンがやっとジャズロックから脱皮し、
クロスオーヴァーと呼ばれだした頃、
フィラデルフィアソウルがセンセーションを巻き起こしてはいたものの、まだブラコンという呼び名も無く、
シャカ・カーンもまだまだタイニーでスレンダーだった頃に、
ソウルミュージックのグルーヴにはまちゃったんです。
マーヴィン・ゲイの最初のインパクトは、御多分にもれず
"What's Going On"と"Mercy Mercy Me (The Ecology)"
でしたが、その後、極めつけ
"Too Busy Thinking About My Baby"
1969 の存在を知ってしまいました。
テンプスのノーマン・ホイットフィールドがオリジナルですが、シャッフル&ファルセットで歌うテンプスに対し、マーヴィンは、全く違うアプローチでこの曲を歌い上げています。
テンプスは彼ららしいとても暖かな曲を仕上げており、これはこれで良い曲に違いはありません。ただ、マーヴィンのハートをぶつけるような歌い上げには、比べようのない存在であることは否めない気がします。
マーヴィンの歌い回しと、スカスカのバッキングの充実感、グルーヴは、今も他の追随を許していません。
邦題は”ハートがいっぱい”と少しカワイ系になっていますが、この曲は心底ハートのある、とても分厚い曲なんです。
今のブラックミュージックシーンがちょっと硬くてしっくり来ないと思われる方、技巧的過ぎるかなと思われる方、騙されたと思って一度、お試しあれ。
この頃のソウルミュージックには多分、はまりますよ。
音の隙間が怖いって・・これつい先ごろまでのデジタル音楽作りの根底にあった不安感ですよね
でもそれは本来の音楽とは無縁、抜本的な問題ではないでしょ
円空の仏像や棟方志功の版画、キース・ヘリングも敬愛したアボリジニー美術に学ぶところが多いですね、今の創作価値感は
この曲には特にそれを教えられる思いがします
"Too busy thinking about my baby"
この辺りのグルーヴ、77年、時代ですね
"Got To Give It Up"
Motown2年目、初期の抜群の歌いです
バックはMartha and the Vandellas
"Stubborn Kind of Fellow"
MARVIN GAYE/THE TROUBLE MAN
薀蓄はこちらから ↓ ↓ ↓
マーヴィン・ゲイ 悲しいうわさ
マーヴィン・ゲイの真実
ライヴ・イン・モントルー1980
What's Going On
"Too Busy Thinking About My Baby"収録
The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001]
Let's Get It On
エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ~マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ
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