October 14, 2005

Robert Byrne Nashville

"Blame It On The Night" 1979


ROBERTBYRNE傷んだハート専用メンテナンスアルバムの御紹介です。
Robert Byrne"Blame It On The Night"は私の中で、Ned Dohenyの"Hard candy"に並ぶ名盤です。
でもこちらはしんどいとき用。心の穴空き補修材として、威力を発揮します。ぼちぼちTV通販でも売って欲しいな。実演付きで。
このアルバム、律儀にもLPと同じジャケットでCD入手できるところが嬉しいです。このジャケット気に入ってたので・・・。
(ちなみに後年再販のLPはアルバム内容に似合わないジャケットデザインで登場した記憶があります。なんというか・・・安物ファンクな感じでホットパンツをアップにしたデザインに変ってしまっていたと記憶しています。)
例によって私のLPは蚊取り線香化してきているのでCDも買いました。
何となく安心した。

これはRobert Byrneのアルバムデビューとなった作品で、本来この方はアラバマのMuscle Shoals studio(Feb/2005閉鎖)のミュージシャン&ソングライター。
都会をイメージするサウンドなんですが、やはり微妙に土埃が感じられるところがありますね。ギターフレーズやAメロ帰結にもパターンが感じられます。
レコーディングはナッシュビルだそうで・・・何となく納得。
私のお薦めは、
タイトルチューンの"Blame It On The Night"と"That Didn't Hurt Too Bad"。後者はクールナイトな感じ。
特に好きなのはA面ラストの"I Did It All For Love"。これは前述のようにギター、Aメロ共に癖ありの曲なのですが、とても展開の綺麗な曲で、Bメロ部分が最高に好いです。フランジャー+オーヴァードライブという一時流行ったギター色がフィーチャーされていますが、このリフは音楽になってる。一番土の匂いの少ない曲です。
このアルバム全体にメランコリックなイメージがありますが"Tell Me It's Over One More Time"は、中でも特にブルーが入った感じ。
流石に最後の"She Put The Sad In All His Songs"では、ナッシュヴィルな感覚が出ていますね。
僅かにカントリーな匂いが残りますが、飽きない好アルバムです。
"Robert Byrne - Blame It On The Night (1979)"





"I Did It All For Love - Robert Byrne"





"That Didn't Hurt Too Bad - Robert Byrne"





音楽性は異なりますがBozもNedも、うまく都会派に来れた人達だと思います。何と言うか、Robert Byrneの場合はビッグヒットが無いですが、売れるには地元の押しも必要なのかも。
Bozは成功しているので推論に無理がありますが、映画ナッシュヴィルにもあったようにこの辺りは保守的なところのようで、枠を出るやつが続く事は嫌われたのかも知れないなと思う。でももっと、前に出て欲しかったな。

昔は田中角栄、今は鈴木宗男と辻本清美も、憤りは多々ありますが、”仲良く”地元の押しのおかげで中央へ、ですものねぇ。
辻本は国会で鈴木の疑惑を声高に指摘したが、自分も事務所経費を誤魔化していた事実が後に明らかになった
その際の上位者への他責言い訳の醜かったこと・・・呆れたね
必要な人こそ押しを受けて欲しいな。
2ndはこちら Byrne&Barnes "An eye for an eye" 1981

ワン・ナイト・ロマンス




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proue335uriuri at 23:36│Comments(3)from the Late 70's | Urban Contemporary

この記事へのコメント

3. Posted by proue335   February 16, 2010 00:28
derekさん
見つけてくださって有り難う御座います
ホットパンツのジャケットになったときは流石に驚きましたね
この方、完全なソロアルバムはこれだけになりましたが、いつまでも褪せる事の無い美しいアルバムで愛聴し続けています

またURLなど教えてください
今後ともどうぞよろしくお願いします
2. Posted by derek   February 13, 2010 17:23
5 始めまして、このアルバムに関しては
当時(20台の頃)AORに狂っている時に、某輸入盤専門店でバック・ミュージシャンにMacMcAnallyやLennyLeBlaneの名前を見つけて購入しました。
その時のジャケットは、今のCDの裏にあるフォト・スタンドのロバートの上半身だけのモノクロのジャケットでした。それこそ擦り切れる程聞いていたので、ノイズがひどくなり国内版を再購入しましたが、ジャケットが赤いグローブを着けた女性が青いパンツをたくし上げている物でした。その後2ndアルバム(An Eye For An Eye)が81年に出て即購入しました。ブルーを背景に女性の横顔の鼻の上に金色のメタルフィギュアが乗っているものでした。A面のNever Gonnna Stop Lovin' You・One More Try For Love B面のKeep On Running・Making Love For The First Time・タイトル曲などなどどれも甲乙付け難い名曲が揃っていましたね。CDは売ってはいますが高くて買えていませんが・・・いずれは買いたいと思っています。これからもいいアルバムの紹介よろしくです^^

1. Posted by Musicman   October 16, 2005 18:15
ほう・・・ブラコンだけかと思ったら、こういうAORにも精通してるんですね!
私もこのアルバムと「バーン&バーン」はお気に入りのディスク。
これからも素敵なアルバムを紹介してくださいね☆

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