November 26, 2005

George Benson Ibanez GB10

"Weekend In LA" 1978


breezin'"Breezin'" 1976
Wes Montgomeryが亡くなって以降、その後継者的存在としてジャズ界で注目を浴びたGB(George Benson)。でもこの人本来の力は、もっとカジュアルなところにあることが徐々にわかって来て、それが形になったのが"Breezin'"だったのだと感じています。プロデューサーはTommy Lipuma。
やさしい響きでありながらテンションのある和声をブラコン系のしっかりしたリズムに乗せるサウンドを、当時のフュージョン界はソフト&メロウと称し、その旗手としてGBをもてはやしました。
でもわたくし、音楽ビジネスとしての売り文句「ソフト&メロウ」には大いに不満があって、たとえば"Breezin'"のタイトル曲は確かにその表現で良いにしても、Leon Russellの"This Masquerade"をあれほど見事に歌い上げたGBを、単に「ソフト&メロウ」なんて呼んでしまうのは、ちょっと失礼に感じています。
ものの良し悪し、分かってなくない?
weekendinLA"Weekend In LA" 1978
GBのギタリストとしての実力、歌唱力、エンターティナー性をまざまざと見せ付けたのが"Weekend In LA" 1978でした。プロデューサーは引き続きTommy Lipuma。
77年のLIVE収録ですので、"Breezin'"リリース直後のパフォーマンスなのですが、これを聴けば、"Breezin'"ではGBの力量は100%出切っていないように思えてくるのです。
どのミュージシャンにも言えることですが、確かにスタジオは、ある種の冷たさが漂いますでしょ。GBは特にライブで力を発揮する人だと思うんです。"Weekend In LA"にはそれが良く表れています。これはブラコン系ミュージシャンに顕著かも知れません。
他に例をあげればラテン系がそうだと思う。Tania Maria(今後ご紹介)なんかには特に顕著ですね。


(参加ミュージシャン、キーボードのRonnie Foster、ギターのPhil Upchurch各々ソロアルバムも今後ご紹介)
軽快そのもの
ソロでの深みはそんなにありませんが
とにかく楽しい
オクターブ奏法でのウェス・モンゴメリーへのオマージュが
なんとも心地よい
"George Benson- We all remember Wes"



歌唱力あるんですよとにかく
固く走り気味なカバー曲はたくさんありますが
本物とはこれをいうのです
Greatest Love of All


これも良い出来
このアルバムでのGB歌唱は全盛期と思われる
"George Benson - it's all in the game"


同上、これだけ自由に歌えるからこそギターでも歌えるのだと思う
"George Benson - Down Here On The Ground"



やっと見つけました
これをアップしてくれた方、本当にありがとう
"George Benson- Weekend in L.A."


これは東京ライブ
"George Benson (Weekend in L.A) live in Tokyo 1977 [ 7_11 ]"


違うテイク
"George Benson Live 2009 - week end in LA"



廉価版ミュージシャン、クチパク歌手に顕著ですが、ライブで聴衆がこけてしまうことがありますでしょ。しかしながら、このブログでご紹介しているミュージシャンの殆どは全くその対極にあると思います。
Stevie Wonder,Chaka Khan,George Duke,Spinners,Hall&Oates,Ramsey Lewis,Cheryl Lynn,Al Jarreau,それにGB。山下達郎も。
彼らは世評もそうですけれど、私自身で確かめており自信を持って推薦することが出来ます。この方達、ライブは必ずスタジオレコーディングを越えますから。
脱線ですが、Larry Cortellなんかは逆にスタジオのほうが凄かったりします。同じギタリスト、ミュージシャンでも色彩様々。
ちょっとおまけ
ヤマタツが”夏への扉”を書く動機となったSF
”夏への扉”(The Door into Summer)
Robert A. Heinlein著 のご紹介
私もピートの肩を持つ

夏への扉

夏への扉


InYourEyes"In Your Eyes" 1983
更なるご推薦アルバムがこれ。
このアルバムには80年代に入ってからのフュージョン(ブラコン)シーンが良く表れている作品です。2曲目"Inside Love (So Personal)"ではKashifも曲を提供しプロデュース参加しています。メインプロデューサーはChakaも手がけたArif Mardin
アルバムトップではRoberta Flackの名曲"Feel Like Making Love"を、なんともポップなブラコンナンバーに塗り替えちゃってます。わたくし大好き。
このアレンジの大胆さ&パワフルさは、かつて"Bette Midler"がシナトラの"Strangers in the Night"をアップテンポなフィラデルフィアに塗り替えたのを彷彿とさせます。
ちなみに"Bette Midler"の"Strangers in the Night" 1973を初めて聴いたときは相当ちびりました。今聴くと、甘めの大橋純子を思わせるものがあります。単にアップテンポにしたんじゃなく、原曲をリスペクトし、ちゃんと曲を表現している。名演だと思います。
参考までに大橋純子のシンプル・ラブは一聴の価値あり。リリース当時、日本の音楽は常に成長進化していると実感した一曲です。タイトで好いですよ。
シンプル・ラブ(但し英語版)

GB使用ギターは世界に誇るIbanez。当初はGB10モデルも使っていました。同氏のギタースタイルはペンタトニックスケール中心にモチーフに応じてクロマチックやメジャースケールを使い分け、ブロックやオクターブ奏法を織り交ぜながら展開されます。
コンテンポラリーな和声にセンスの良さが光り、洒落たサウンドつくりにIbanezがとてもよくマッチしていることが特筆されます。


ギタースタイルは別の機会の話題として、今是非ともお話しさせて頂きたいのは、同氏のギターに勝るとも劣らない歌唱力です。
圧巻は"The Greatest Love Of All"。
同曲は多くのミュージシャンが採り上げる名曲(スピリッツがブラックカルチャーそのもの)で、Whitney Houstonもデビュー盤で歌っています。但し、歌い上げが全く違うんですよ。彼女は若すぎたし、グルーヴもセンスも曲と方向性が違うと思うのです。
GBの"The Greatest Love Of All"は厚みがあります。また、ライブで発揮されるGBの表現力が一味違うんです。スタジオテイクもリリースされていますが、一度"Weekend In LA"を聴いてしまうと、スタジオテイクに針を落とす回数は減ってしまうと思います。

ちなみに下記は"Weekend In LA"のソングリスト。
わたくしからのお薦めには印をつけました。
あっ!GBが歌ってる曲が多いな

"Weekend In L. A."
"On Broadway"
"Down Here On The Ground"
"California P. M."
"The Greatest Love Of All"
"It's All In The Game"
"Windsong"
"Ode To A Kudu"
"Lady Blue"
"We All Remember Wes"
"We As Love"




アルティメイト・ベスト / ジョージ・ベンソン

The George Benson Collection

Give Me the Night

In Your Eyes

20/20

ブリージン

Weekend in L.A.

Collaboration

The Greatest Hits of All

The Best of George Benson




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