October 06, 2007

Tania Maria イカしたLatina

"The Lady from Brazil" 1986


TaniaMariaTLFB10月4日はラテンの日
とおい国から、ようこその日
地球の向こう
ブラジルからBillboardに
Tania Maria さんがやってきました
難波パークスのファニチャーショップ
”Hグ”のオーナーハグ島さんに今回もお世話になり、良い席でライブを楽しむ事が出来ました
今回はHグのスタッフ、E里さんとY香さんともご一緒でした
お二人ともショップのイメージにぴったりの綺麗な方で、ハグ島さんがうらやましい限り
Hグはセンスの良いスタッフが多いことでも知られていますが、お世辞抜きでほんと綺麗な人たちでした


"The Lady from Brazil"
このアルバムは George Duke 86年のプロデュース
Tania Maria & Eric Kressmannのプロデュースクレジットもありますが、George Dukeは、Taniaさんのドライブ感一杯のリズムに着目してのプロデュース参加であったと見受けられます
メンバーがまた強烈
ドラムにYellow JacketsのRicky Lawson
パーカッションにPaulinho da Costaが参加
リズムの塊です

しかしながらTania Mariaさんは、やはりライブが最高
スタジオ録音も当然良いのですが、幾分クールさが漂いますでしょ
これはラテン系ミュージシャンに共通なのかも知れませんね


ラッキーにも私、Taniaさんライブは3度目
最初は20年以上遡ってサンケイホール
2度目は旧々ブルーノート・・・

最初のコンサートは今も忘れません
あれはCome with meリリース後の来日ステージでした
ライブ冒頭、
Tania登場待ちきれない聴衆拍手の中、パーカッショニストが一人、カーテンが引かれた舞台に現れ、タンボリン(タンバリンのジングル無し)一つでリズムを刻み出したんです
手のひら、指、手首、ひじ、腰、ひざへとタンボリンはくりだされ、まさかと思われる音色とリズム、表現に聴衆は息を呑み、瞬時に釘付けになりました
そして彼はビートが山場に差し掛かった時、やおらタンボリンをフリスビーよろしく頭上に放り出し、それを皿回しの如く人差し指で受け止めたかと思うと、”さあ行こう”と言わんばかりにサンバホイッスルを渾身の力で吹き鳴らしたんです
カーテンの向こうで息を潜めていたバンドが一気に炸裂したのは言うまでもありません
聴衆は当然総立ちに
私の瞳孔は開きっぱなしだったかも知れません
驚愕の一言でしたね
席についたのはアンコール終了後でした


TaniaMariaCWM"Come wtih me" 1983
私が経験した全てのライブでは、このアルバムがフィーチャーされていました
20年以上、変っていません
タイトルチューン"Come wtih me"
はTania Mariaの代表作ですね
今回ライブでもやはりアンコール曲となっていました

この曲中では毎回「みんな歌って!」のTania要請があるのですが、今回はなかなか専門的なご指導を頂戴しました
スキャットの部分をみんなで歌うのですが、やはりにっぽんじんのリズムは”ぬるい”とみえてTania先生から「スタッカートよ」てなご指摘がありました
スタッカートの後にドライブする歌いまわしを加えてみせてくれたのですが、民族性の大きな違いをまざまざと見せられた気がしています


"Tania Maria - Come With Me"


"Come With Me - Studio Live"


やっぱり
リズム感ですよね・・・
強烈
何であんなブレイクや裏入りが出来るんでしょうか・・・
それもフツーにやってのけてる
宇宙がちがうわ
もぉ敬礼



Come wtih me

"Sangria"
Embraceable You
Lost Amazonia
"Come wtih me"
Sementes, Graines & Seeds
Nega
Euzinha
It's All Over Now



ライブ帰りは生憎の雨
電車も途中までで、そこから争ってタクシーに乗らねばならず、わたくしは早々帰ることに
次回、ゆっくりしたいと思いながら地下鉄に乗りました

まあ、少々の雨などではラテンパッションは消えませんけどね


今回のライブでは、良い意味でレイドバックした様子を見ました
声に渋みが増し、益々どっしりしたけれども、ラテングルーヴには揺るぎないものがありました
めがねがだいぶ地味になって、とてもジャジーなアプローチの曲が増えたにせよ、根底に流れる熱さに変わりはありませんでした
New Albumでの"Sangria"のリテイクはその表れ
それを実際に確かめる事ができて、嬉しい気持ちで一杯でした
この人はずっと現役です・・・きっと・・・
こんな風に年を重ねたいね


カム・ウィズ・ミー

B.O. Tania Maria

The Best of Tania Maria

Viva Brazil

ノー・コメント

Olha Quem Chega



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