September 07, 2019
京都造形芸術大学撹乱発言-2
添付は瓜生山学園 京都造形芸術大学に学長として"勤め"ている、地震学者 尾池 和夫氏の京都新聞へのコメント記事である
日本アジア最古の芸術大学である京都市立芸術大学の呼称 ”京都芸術大学” を、自己の経営する京都造形芸術大学の名称にしようとする瓜生山学園経営者 徳山 詳直氏の強い念とその実行要請を請け、混同名称の正当化を図る目的で尾池氏が新聞に情報展開した様子が、文面自体と、名称申請活動時期と関連する新聞掲載日時から読み取ることができる
ご自身で「京都市立芸術大学のあり方懇談会の座長を務めた」と記事に記載されているが、同懇談会の活動とは、京都市立芸術大学を公立大学法人化するとの要請に対し補足的にコメントしたに過ぎないものであり、同懇談会が京都市立芸術大学運営方針に関し、何ら具体的な運営方針方策を提示する立場になどなかったことは明記しておきたい
「京都市立芸術大学のあり方懇談会」という仰々しい名前に影響され一般市民が受け取ってしまう「懇談会の機能や位置付け」への誤解は疑うに難く、この段階で自己の新聞記事に”京都市立芸術大学”の名前を敢えて記載することは、事の経緯から判断し、非常識行為の正当化に向けた一般への誤解誘発活動の一つとして明白に読み取ることができる
そもそも芸術大学の運営に「”地震学者”がビジネス参加」し、如何なる明晰な芸術大学方針判断をすることができると主張するのだろうか?
誤解を恐れず表現すれば、建設業経営者が医院長に就任した医療施設にて、いったい誰が診療や手術を受けたいと願うだろうか
抜本的に畑違いの人物が、かつてはっきり失敗に終わったゼネラリストによる企業経営精神のまま、旧態然と異分野に土足で上がり込み、適切な方針判断行為、環境整備、将来展望を示し、社会貢献することができるかどうかと、誰が真面目に期待をかけるだろうか
これは瓜生山学園の営利を目指す塾経営姿勢がそのまま肥大し大学化したものであることを如実に物語っている
一つの事例を挙げると、尾池氏が学長である京都造形芸術大学には、同大学在校生、卒業生から「学費の滝」と揶揄される人工の滝が存在すると、名称変更反対署名サイトへの京都造形芸術大学現役学生からの悲痛な書き込みがあった
年間160万円に及ぶ高額学費の使途としてこのような不要設備造営判断も学長によるものであることは明白である
一般に作品制作には高額な資金が必要となる
芸術大学経営は、学生の僅かな資金を如何に制作活動に活用できるかを配慮し、学費を少なく取り計らうのが本来の経営姿勢である
尾池さんが実際に行われている事実内容は「学費の滝」に表れているように、本質に回答する活動では決してない
事実情報が明るみに出るにつれ、この方は、当初の印象より更に奇妙な価値観をお持ちの様子が明るみに出て来た
この人物は、今後の創造活動分野にプラス要素を生むことは無いと実感する
企業営利追求を優先し、自己の立場満足のみを見据えつつ、学生を資金源として見ている様子が、美辞麗句から垣間見え、語るに落ちる様子に落胆を越え軽蔑を感じる次第である